◆二人だけの城
◆あふれる愛に
LL-10070-J

皆さんがこのシングルをどう感じられたのか興味あるところですが、僕は大方の意見の通り(かな?)B面の「あふれる愛に」の方が好きです。
アルバムの中の1曲として聴く分には「二人だけの城」もとても良いと思うし、秋に向かってセンチメンタルな歌詞とメロディーは良いんだけれど、シングルで押すとなるとちょっと弱かったかも。
しかし、今こうやってあらためて歌詞を読み直してみると、なんとも情緒のある、橋本淳さんの詩の世界が展開しているなと思いました。

てるてる家族でもエピソードとして描かれていましたけど、「いしだあゆみ再生プロジェクト」真っ最中の頃なんですね。
いよいよ次回作が勝負曲の3曲目と言うことで、ちょっと谷間に入ってしまった曲になってしまったのは残念です。
B面の「あふれる愛に」はその後の筒美系歌手の多くが取り上げていて、名曲として歌い継がれていますが、
やはりいしだあゆみ盤がその乾いた歌声と、無機質とでも言うような歌唱は最高だと思います。